2019.04.20
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滋賀のエコ住宅コンサルタントとして雑誌取材に協力

楢崎隆也「家学の時間」

こんにちゎ^^
住宅コンサルタントのならざきです!

先日、日本建築出版社さんの取材班が、会社までお越しになり雑誌の取材をお受けしました。

もともとはIさまのお家のご紹介のために、紙面を準備してくださっていたのですが、台風の影響で、取材日が延期になり、締め切りに間に合わなくなってしまった穴埋めです^^;

Iさまのお家の取材は次の機会にさせていただくとして、今回は知っているようで、実は知らない「高気密・高断熱住宅」について分かりやすく解説をさせて頂きました。

当ブログを愛読してもらっている皆さんには、すでにお伝え済みのことが多いですが、実は見学会などでも、断熱材の種類や工法に関するご質問は多いです。

僕らの考える、住宅を高気密、高断熱化する目的は、健康とお財布に優しい家をつくるためです。それぞれの断熱材の特徴や、良し悪しを検討することだけではありません;;

人生100年と言われる時代でいかに健康で長生きをするかが重要になってきています。そのためには、最も長く生活をする場である住宅から、環境を変えていかなければ、目的を達成することができません。

また今後、エネルギー価格、つまり電気代やガス代は、引き続き上昇すると言われています。これから家づくりを進める方はそこも想定に入れつつ、どんな仕様の家を建てるのかを検討しなければいけません。


多少の初期コストUPは覚悟し住んでからの快適性を得るのか?

出来るだけ初期コストを抑えて、その分、光熱費に気配りをして暮らすのか?

時代の流れは前者に傾いていますが、どちらが正解か?と問われれば、僕個人の意見は、正解はないというのが考えです。なぜなら、誰もが健康で省エネ、快適な住宅に住みたいと思うはずです。

しかし住宅コンサルタントとして直接お客さまの相談をお受けする実務者としては、その他の諸条件も加味して、各お客さまの最適解を導き出すのが役割です。

一概に、初期コストや光熱費だけで、どちらが正解だというのは、あまりに偏った考えだと思います。


究極は、初期コストを抑えて健康とお財布に優しい住宅が、誰でも手に入れられる時代になること。

つまり日本の住宅の当たり前の水準が、欧米並みの基準になり、「冬暖かくて、夏涼しい家」というキャッチコピーが、死語になるような時代を僕らが作っていかなければならないのです。


 それでは、また、そのち~^^/