その他の要件としては、勤続年数や勤め先の規模や業種、従事している仕事内容、過去の金融事故の有無などによって、事前審査の結果、個別に回答が出てくる仕組みです。各金融機関が、貸し出し額の基準にしているのが、年収に占める年間返済額の割合を示す「返済比率」です。
多くの金融機関の融資担当者は、まず借り入れの希望額が、自行の基準である返済比率の範囲内に収まっているのかどうかを見ます。この返済比率や借入限度額の計算は簡単にできますので、今回はご自身でも計算ができるように、順番に詳しく解説をしていきたいと思います。
