例えば、日射取得や日射遮蔽は、その家に住むオーナーさまにも手伝ってもらい、しっかりと自然の力も活用するということが大切ですし、家の中の空気の流れる通り道を確保することも重要になってきます。不要な間仕切りを減らし、共用できるスペースには、出来るだけ扉を付けずに、空気が流れやすくすることも工夫の一つになります。
そこで今回は、効率的な家じゅうの冷暖房計画と、いつでも家族の気配を感じる空間のつながりを大切にしたいというご夫婦の理想とする暮らし方を融合した、可能な限り扉を付けない暮らし方を実現する間取りをご紹介したいと思います。
