近年の訪問販売で最も多いのが、太陽光発電システムと蓄電池の販売です。電力が自由化になった時期から、参入障壁が低いために、それまで太陽光発電システムを取り扱ったこともない業者が一斉に参入してきた業界です。また太陽光発電システムは、築年数に関係なく取り付けることができるため、新築時に太陽光発電システムを搭載していない住宅は、これらの業者から徹底的にマークされてしまいます。
フィックスホームで建築されたオーナーさまのお家は、住宅性能も高く、オール電化仕様のお家も多いことから、太陽光発電システムとの相性が非常に良いために、導入については非常に魅力的だと思います。
もちろん家づくりの当初から、太陽光発電システムの導入を検討され、建築工事と一緒に太陽光発電システムを設置するという選択肢が、コスト的には最も有利であることは間違いありませんが、全体の資金計画とのバランスや、まだ少し蓄電池の価格が高いことから、将来的な導入を検討されるという場合もあります。
これは僕の勝手な想像かも知れませんが、人生で最も大きな借金である住宅ローンが、太陽光発電システムや蓄電池の採用で、さらに返済額が増えたり、借入額を増やすことに不安を感じて、一旦は太陽光発電システムは引っ越しして落ち着いてから考えようという方が、非常に多いように思います。
その考え方自体には共感できますが、太陽光発電システムは、屋根に対する工事になりますので、屋根の保証の問題などが付きまといますから、導入を検討される際には、必ず建てた住宅会社や工務店の担当者に相談することを忘れないでください。
住宅会社や工務店には、取り引きのある太陽光発電システムを取り扱う協力業者がいるはずです。常に取り引きのある協力業者なら、屋根の保証についても心配いりませんし、電気配線関係の詳細打ち合わせも、きっとスムーズに進みます。とにかく、太陽光発電システムの導入を検討する際には、必ず建てた会社に相談をすることは必須です。