土地の価格は、需要と供給の関係で相場で動いていくものですが、建築資材の高騰や電気料金については、日本国内の状況だけでなく、世界規模の状況が強く影響をします。
家の建て時を考えるにあたり、まずは世界の動きが分からなければ、なかなか理解をすることが出来ませんので、今回のブログは、世界的な動きを元に、建築資材の高騰と将来の電気料金から家づくりの建て時を考えてみることにしましょう。

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住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
建築資材や土地価格の高騰は、これから家づくりを検討される方にとって大きな関心事だと思います。そこに、将来の電気料金やガス料金の値上がりを加えると、実際の家の建て時というのは今なのでしょうか。それとも価格が落ち着くかも知れない数年先にした方がいいのでしょうか。
土地の価格は、需要と供給の関係で相場で動いていくものですが、建築資材の高騰や電気料金については、日本国内の状況だけでなく、世界規模の状況が強く影響をします。
家の建て時を考えるにあたり、まずは世界の動きが分からなければ、なかなか理解をすることが出来ませんので、今回のブログは、世界的な動きを元に、建築資材の高騰と将来の電気料金から家づくりの建て時を考えてみることにしましょう。
少し世界に目を向けてみましょう。今後、一番人口が増えるのはインドだと言われています。今は、中国が一番人口が多いので国際的な力が強いのですが、中国はアメリカに対抗するためにインドを取り込みたいと考えているようです。なぜなら、将来的にインドが一番人口が増えることが分かっているからです。
来年にも中国の人口を抜くと言われています。しかしインドは、まだ国民の所得や生活のレベルは高くなく、また白物家電も普及していないので、一人当たりの電気使用量は世界平均の1/3ぐらいです。現在のインドの人口は世界の全人口の18%(14億人)で今後16億人になるそうです。
そして、今のエネルギー消費量は世界3位の6%です。それに対して、日本の人口は1億2千万人、エネルギー消費量は世界5位の3%です。今後、インドの16億人が電気を使っていくことになります。もしインドが日本なみに電気を使っていくことになったとしたら、とても多くのエネルギーを使うことになりますので、天然ガスや石油や石炭も、たくさん必要になっていくことが分かります。
最近「石油価格が上がった」と騒ぎになっていますが、実は日本の発電は石油が中心ではありません(オイルショックで脱石油の動きがあったためです)。その後、発電の中心は原発になったのですが、大震災で原発も止めて、今は天然ガスと石炭を中心に発電しています。
ちなみに日本は、天然ガスをオーストラリアから買っています。輸送がしやすいためです。ヨーロッパはロシアから買っていましたが、戦争でロシアから買わなくなることが予想できます。そのおかげで、ヨーロッパでの天然ガスの価格は跳ね上がりました。
ヨーロッパでは電気代が月5万円から10万円の家庭がほとんどです。今、ヨーロッパはオーストラリアから天然ガスを買い始めています。しかも日本の3倍ぐらいの値段で買っているそうです。では、この先どうなるかと言えば、ウッドショックと同じことが起こると予想されます(天然ガス代の高騰)。
今後、オーストラリアは日本とヨーロッパとどちらに売るかと言えば、普通に考えれば、高い価格で買ってくれるヨーロッパに売ってしまいます。そうなると、日本は今までの値段で天然ガスを買えなくなるということです。それに伴って、原料高騰を理由に、電気代が高くなっていくことが予想されているのです。
皆さんもご存知の通り、円安が進んでいます。ハワイで普通のお弁当を買うと3000円〜5000円ぐらいするそうです。気軽に外食に出かけられません。つまり海外から買うしか方法のない、天然ガス・石炭・石油などは、円安の影響で割高になります。それに伴って、電気代が高騰していきます。
そもそも円安は進むのか?→アメリカが政策金利を上げて日本はそのままだから→アメリカドルで持っておく方がお金が増える→ドルばかり買われるからです。また、日銀の黒田総裁は政策金利を上げるつもりはないと言っていて、引き続き金融緩和継続方針のコメントを出しています。このようなことから、残念ながら円安はしばらく続くと考えられます。そのため今後はさらに電気代が上がっていくのは間違いないと思われます。
今回は、建築資材や土地価格の高騰と将来の電気料金から家づくりの建て時を考えるにあたり、まずは世界の動きが分からなければ、なかなか理解をすることが出来ないということで、世界的な動きを元に、建築資材の高騰と将来の電気料金からの将来予測をしてみました。
これらの世界的な動きが、日本の住宅価格や将来の電気料金にどのような影響があり、もしこれから家づくりを検討するのであれば、今なのか、それとも数年先が良いのかを考える材料になればと思います。次回は、以上のことを踏まえて、さらに具体的に家づくりのタイミングについて考えてみたいと思います。何か気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。
★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。
人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
それでは、また~^^/
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